今回はTourBox NEOのスイッチを静音スイッチへ交換していきます。
分解手順や、使用する工具とスイッチの紹介もしています。
使用したはんだグッズと洗浄グッズ
はんだごて
もう何年も愛用しているはんだごて。
はんだ線
はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。
無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。
無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。
はんだ吸い取り線
低融点はんだ
融点が100度前後の特殊なはんだ。はんだごてを離してもしばらくは固まらないので、はんだ付けされている部品を取り出す際に重宝します。
無水エタノール
綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。
これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。

分解
デバイス裏面のソールを剥がして、下に隠れていたネジを+2ドライバーで外します。

中に入っているウェイト(重り)は固定されていないので、分解する際は注意しましょう。

ネジ穴軸に取り付ける筒状のプラスチックパーツが4個あるので失くさないように注意しましょう。

基板を固定しているネジを+2ドライバーで外します。このネジは何故か樹脂製なのでネジ頭が潰れないように気を付けましょう。

無事に基板を取り出すことができました。方向キーなどの一部のプラスチックパーツは固定されていないので失くさないように注意します。

ほとんどのスイッチは、一般的なマウスにも使われているマイクロスイッチですが、ホイール周りの2個のスイッチはあまり見かけないタイプのスイッチが使われています。
ダイヤルの押し込みスイッチはパーツと一体になっているので静音化は厳しそうです。

ホイールエンコーダーの高さは9mm。

静音化
今回はダイヤル押し込みスイッチ以外の計12箇所のスイッチを静音化しました。
そのうち10箇所はKailh製の高さ7.3mmの静音スイッチと交換できます。

しかし、ホイール周りの2個のスイッチは特殊なスイッチが使われているのでKailh製静音スイッチと交換できません。数種類ある手持ちのスイッチから静音かつ、筐体に収まるサイズという制約をクリアするように実装するのが苦労しました。
ホイール押し込みスイッチはSKQGAFE010というタクトスイッチの下に、自作したスペーサーを取り付けて実装しました。ホイール押し込みスイッチの高さは5.4mmでした。
横向きのスイッチは高さ3.5mmの静音スイッチの足を曲げて実装しました。
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