今回はKensington Trackball OrbitTrackball with Scroll Ringの左右クリックスイッチを静音スイッチへ交換し、支持球の交換もやっていきます。
分解手順や必要な工具、スイッチの入手先も紹介しています。
交換先スイッチ
静音スイッチ
当方のメルカリショップス
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非静音スイッチ
当方のメルカリショップス
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ドライバー
T6ドライバーと+00ドライバー
使用したはんだグッズと洗浄グッズ
はんだごて
もう何年も愛用しているはんだごて。
はんだ線
はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。
無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。
無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。
はんだ吸い取り線
低融点はんだ
融点が100度前後の特殊なはんだ。はんだごてを離してもしばらくは固まらないので、はんだ付けされている部品を取り出す際に重宝します。
無水エタノール
綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。
これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。
分解
裏面のソールを剥がして下に隠れていたネジをT6ドライバーで外します。

次に外装パーツを外します。

左右クリックスイッチは正方形の高さ7.2mmのものが使われています。


続いてボールカップパーツを取り出していきます。
3個のネジをT6ドライバーで外し、コネクタケーブルを抜くと取り出すことができます。


次に基板を取り出していきます。
基板を固定している4個のネジを+00ドライバーで外し、コネクタケーブルを抜きます。


無事に基板を取り出すことができました。


スイッチ交換
今回は左右クリックスイッチを静音スイッチへ交換しています。
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(静音スイッチへ交換した後の写真を撮るのを忘れてしまいました…)
支持球の交換
ここでは支持球を交換していきます。使われている支持球の直径は2.0mmです。色から察するに材質はルビーです。

今回は直径2.0mmで材質は潤滑性に優れたセラミックを使いました。色は黒です。


入手先
新たな支持球を入荷次第、当方のメルカリショップスに出品いたします。
まとめ
内部構造は複雑ではないので分解は簡単。使われているスイッチの入手性も良い。
ただ支持球の取り出しには苦労した。ボールカップの裏から支持球を押し出して取れるようにして欲しい。
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