エレコム M-IT11DRBK 左右クリックスイッチを静音化

静音化

今回はELECOM M-IT11DRBKの左右クリックスイッチを静音スイッチへ交換していきます。
分解手順や必要な道具、静音スイッチの入手先も紹介しています。

ドライバー

+0ドライバーと+00ドライバー

静音スイッチ

当方のメルカリショップス

使用したはんだグッズと洗浄グッズ

はんだごて

もう何年も愛用しているはんだごて。

はんだ線

はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。

無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。

無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。

はんだ吸い取り線

低融点はんだ

融点が100度前後の特殊なはんだ。はんだごてを離してもしばらくは固まらないので、はんだ付けされている部品を取り出す際に重宝します。

無水エタノール

綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。

これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。

分解

マウス裏面のソールを剥がして、下に隠れていたネジを+0ドライバーで外します。

これでマウスを開けることが出来ました。

続いてボールカップを外していきます。ネジ止めはされてないので、フラットケーブルを抜けば簡単に外すことができます。

続いてメイン基板を取り出していきます。

写真の赤丸のネジを+00ドライバーで外します。

メイン基板をゆっくり持ち上げると、サブ基板とコネクタが繋がっているのが確認できるので抜きます。

無事にメイン基板を取り出すことができました。

左右クリックスイッチとホイール押し込みスイッチは同じサイズのマイクロスイッチが使われています。
戻る進むスイッチは若干高い。今回の交換対象ではなかったので計測してなかった。
ホイールエンコーダーの高さは11mmでした。

静音スイッチへ交換

今回は左右クリックスイッチのみを静音スイッチへ交換しました。

当方のメルカリショップス

マウス用の静音スイッチとしてよく使われる、Kailhの頭が赤い静音スイッチは高さが7.3mmなせいで、このマウスに使うと組み立てたときに外装パーツと干渉して押し心地が悪くなったり、押されっぱなしになったので、今回は高さが7.0mmの静音スイッチを使用しました。

まとめ

分解もスイッチ交換も比較的簡単。左右クリックスイッチにKailhの静音スイッチが使えないことが難点か。

見た限りだと他のスイッチも静音スイッチへ交換できそう。

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