[全て静音化]Razer Naga Left-Handed Edition の全てのスイッチを静音化する

修理

今回はRazer Naga Left-Handed Editionの全19個のスイッチを静音スイッチに交換します。

ドライバー

スイッチ

スイッチ箇所サイズ(mm)
左右クリックスイッチ12.8×5.7×7.3
1~12ボタン
左右チルト
6.3×6.3×3.5
マウスボタン4
マウスボタン5
6.3×6.3×3.6
ホイール押し込み6.3×6.3×7.3

はんだ用品とクリーニング用品

下記の記事で実際に使用しているはんだ用品とクリーニング用品を紹介しています。

分解

マウスのソールを剥がすと4個の+ネジがあるので外します。

フラットケーブルやPHコネクタを抜きます。

ホイールを半固定している部分にピンセットを入れてテコのように動かすと、ホイールを取り出すことができます。
そしてロータリーエンコーダーと接続されているコネクタを抜きます。

USBケーブルのコネクタを抜きます。

基板を固定している計5箇所の+ネジを外します。

これで基板を取り出すことができました。

続いてサイドボタンの基板を取り出していきます。
計4箇所の+ネジを外すと基板を取り出すことができます。

次にホイールの手前にあるボタンの基板を取り出します。
計2箇所の+ネジを外すと基板を取り出すことができます。

スイッチ交換

サイドボタン交換

サイドボタンを静音スイッチに交換していきます。
まずは元のスイッチを低融点はんだを使って外します。スイッチの近くにLEDがあるので、マスキングテープで保護しておきましょう。

今回使用した静音スイッチは高さが3.5mmタイプのものです。

静音スイッチは元のスイッチの頭よりも直径が大きいので、下記のシートを組み込むとスイッチが押せなくなります。なので、このシートは使わないようにします。

マウスボタン4とマウスボタン5の交換

ホイールの手前にあるマウスボタン4とマウスボタン5のスイッチを静音スイッチに交換していきます。
使用する静音スイッチは高さが3.5mmタイプのものです。

元のスイッチの高さは3.6mmだったので、足りない0.1mmはマスキングテープを貼って補います。

左右クリック、左右チルト、ホイール押し込みスイッチの交換

左右クリック、左右チルト、ホイール押し込みの計5個のスイッチを静音スイッチに交換します。
元のスイッチを低融点はんだを使って取り出します。

使用した静音スイッチは下記のとおりです。

左右チルト用

左右クリックとホイール押し込み用

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