今回はMionix Naos 7000の左右クリックスイッチを交換します。
分解方法や修理に必要な道具も紹介しています。
ドライバー
使用したはんだグッズと洗浄グッズ
はんだごて
もう何年も愛用しているはんだごて。
はんだ線
はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。
無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。
無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。
はんだ吸い取り線
低融点はんだ
融点が100度前後の特殊なはんだ。はんだごてを離してもしばらくは固まらないので、はんだ付けされている部品を取り出す際に重宝します。
無水エタノール
綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。
これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。
分解
マウス裏面のソールを剥がして、下に隠れていたネジを+00ドライバーで外します。

爪で固定はされていないので、このまま分解できます。

サイドスイッチは高さ7.2mmのマイクロスイッチの足が直角になっているタイプですね。

赤丸のネジを+00ドライバーで外します。
サイドスイッチが載った基板はピンソケットでメイン基板と着脱ができます。
LogicoolのG700sやG500sもピンで2つの基板が繋がっていますが、それらはソケットではなく直接はんだ付けされているので、元からピンソケットになっているのは珍しい。


続いてメイン基板を取り出していきます。赤丸のネジを+00ドライバーで外します。
USBケーブルコネクタも抜いておきます。


無事にメイン基板を取り出すことができました。

スイッチ交換
今回は左右クリックスイッチのみを交換しました。スイッチは一般的な高さ7.2mmのマイクロスイッチが使われています。

まとめ
分解するときにフラットケーブルなどを気にする必要がないので、左右クリックスイッチのみの交換ならば比較的簡単。
サイドスイッチとホイール手前の2個のスイッチは特殊なスイッチが使われているので、交換には工夫が必要となる。
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