[スイッチ交換]Logicool MX Verticalを分解修理

修理

今回はLogicool MX Verticalを分解し、チャタリングが発生している左右クリックスイッチを交換して修理しました。
使用した工具やスイッチ、各工程における注意点なども紹介しています。

ドライバー

+00ドライバー

分解

マウス裏面のソールを剥がして、下に隠れていたネジを+00ドライバーで外します。

マウスを開くとフラットケーブルが接続されているのが見えるので抜いておきます。

無事に分離することができました。
続いて赤丸のネジを+00ドライバーで外します。

続いてシリコンカバーの外装を外すのですが、これはネジ止めではなく爪で留まっているので少し難しいです。
隙間にクレジットカードほどの厚さのプラ板を差し込んで少しずつ爪を外していきます。

プラ板の代わりにマイナスドライバーなどの硬い素材のものを使うとマウスを傷つける可能性があるのでおすすめできません。

無事にシリコンカバー部分を外すことができました。

続いて全4箇所のネジを+00ドライバーで外し、左右クリックスイッチを押すプラスチックパーツを外していきます。

プラスチックパーツを外したら基板が見えてきます。
ホイールを取り出すために4箇所のネジを+00ドライバーで外します。

ホイールは黒いプラスチックパーツに固定されておらず、動くので壊さないように注意します。

次に基板を取り出していきます。白いフラットケーブルと茶色いフラットケーブルを抜きます。

計3箇所のネジを+00ドライバーで外します。

無事に基板を取り出すことができました。

修理

今回は左右クリックスイッチをD2FC-F-K(50M)スイッチに交換しました。
静音性を重視する方はKailh製の静音スイッチも取り付けることができます。

スイッチ

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はんだ用品

クリーニング用品

スイッチを取り出した後の基板のランドやパッドの洗浄に使います。

私がこれらを愛用している理由は下記の記事で解説しています。

無事にスイッチを交換することができました。

組立時の注意点

左右クリックスイッチを押す外装パーツを組み込む時は、四角い穴にバネがある突起を差し込む必要があります。これはクリックした際に外装パーツがバウンドすることを防ぐためのものです。

順番も大事です。
写真の通りの順番で組み込みましょう。

シリコンカバーは写真の部分から差し込むとはめやすかったです。
爪が引っかかる場合はシリコングリスを使いましょう。

まとめ

シリコンカバーを外すのが少し大変だった。機会があれば左右クリックスイッチ以外のスイッチも交換してみたい。

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