Logicool G303の左右クリックとサイドスイッチを静音化する

静音化

今回はLogicool G303の左右クリックとサイドスイッチを静音スイッチへ交換しています。始めに言っておくと、このマウスの分解難易度は相当高いです。

分解手順や必要な道具、スイッチの入手先も紹介しています。

スイッチ

左右クリック用

静音タイプ

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非静音タイプ

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サイドスイッチ・ホイール手前スイッチ用

静音タイプ

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該当なし

非静音タイプ

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Amazon.co.jp – D2LS-21

ドライバー

使用したはんだグッズと洗浄グッズ

はんだごて

もう何年も愛用しているはんだごて。

はんだ線

はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。

無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。

無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。

はんだ吸い取り線

低融点はんだ

融点が100度前後の特殊なはんだ。はんだごてを離してもしばらくは固まらないので、はんだ付けされている部品を取り出す際に重宝します。

無水エタノール

綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。

これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。

分解

マウス裏面のソールを剥がして下に隠れているネジを+00ドライバーで外します。

レシーバーを収納するパーツを引き抜きます。

新たに出てきたネジを+00ドライバーで外します。

外装パーツを少し浮かせて隙間からプラカードを差し込んで両サイドのツメを外します。
この工程が、このマウスの分解で最も難易度が高いです。

フラットケーブルとバッテリーのコネクタケーブルを抜いて、上下を分離させます。

続いてバッテリーを取り出します。
強力な両面テープで張り付いているので、隙間からインジェクターを使って無水エタノールを注入して接着力を弱らせて剥がします。

バッテリー内部に無水エタノールが入りこまないように注意します。

続いて「G」ロゴが書かれているパーツを外します。写真赤丸にツメがあるので注意します。

写真赤丸のネジを+00ドライバーで外して、左右クリックスイッチやホイール手前スイッチを押す外装パーツを外します。

続いてサイドスイッチとホイール手前スイッチ基板を取り出します。
写真赤丸のネジを+00ドライバーで外します。サイドスイッチの近くに2箇所のツメがあるので注意して外します。

続いて左右クリックスイッチ基板を取り出します。
写真のネジを+00ドライバーで外します。フラットケーブルも両面テープで接着されているので、同様に無水エタノールで接着力を弱めます。

以上でスイッチ交換する準備ができました。

スイッチ交換

今回は左右クリックスイッチとサイドスイッチの計4個のスイッチを静音スイッチへ交換していきます。

サイドスイッチは高さ3.5mmの静音スイッチの足を折り曲げています。しかし、それだけだとランドに足が届かないので針金をジャンパとして使っています。

まとめ

先述の通り、このマウスは外装パーツのツメを外すのが非常に難しい。それさえ乗り越えればスイッチ交換自体は特に難しくない。が、サイドスイッチの静音化は静音スイッチの加工が必要になるので少し手間がかかる。

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