ロジクール Anywhere Mouse M905のスイッチ交換修理

修理

今回はLogicool Anywhere Mouse M905の分解してスイッチ交換修理をしていきます。
M905r/M905tも使われているスイッチやマウスの構造は同じです。

使われているスイッチ

スイッチサイズ(mm)適合するスイッチ例
左右クリックスイッチ8.6×4.8×3.5
左右チルトスイッチ4.6×4.4×0.5
戻る進むスイッチ5.2×5.2×1.5
中央スイッチ

ドライバー

+1ドライバー

はんだ用品とクリーニング用品

下の記事で紹介しています。

分解

裏面の2箇所のソールと電池ボックス内のシールを剥がして、全4個所の+ネジを外します。

そうすると外装と基板を分離することができます。
配線などは繋がっていませんが、サイドボタンに外装を引っ掛けてしまわないように注意します。

左右クリックスイッチを交換するのみであれば、ここまでの分解でスイッチを交換することができます。

スイッチ交換

左右クリックスイッチは、よく見るD2FC系のスイッチではなく小型のものが使われています。今回はオムロン製のD2LS-21スイッチに交換します。

スイッチ周辺の部品をはんだごてで焼かないように、マスキングテープで保護します。その後、低融点ハンダを使ってスイッチを取り外します。

スイッチを取り外したら、新しいスイッチをはんだ付けする前にランドのクリーニングと、ホイール側のランドに盛りはんだ1をします。

新しいスイッチをはんだ付けする際はスイッチが基板から浮かないように注意します。

これで左右クリックスイッチの交換が完了しました。


  1. あらかじめランドにはんだを盛ることで、はんだ付けしやすくなります。 ↩︎

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