今回はLogicool(ロジクール) アドバンスゲームボード G13/G13rの修理とType-C(USB-C)化する方法を解説します。
Logitech製でも流れは同じです。
分解に必要な工具類
+1ドライバー
ベッセル(VESSEL) クッショングリップドライバー 〈細軸タイプ〉 +1×75 610
+2ドライバー(USB-C化する場合のみ)
ベッセル(VESSEL) メガドラ 普通ドライバー +2×100 900
オープニングツール
はんだ用品
低融点ハンダ
barchetta パテはんだ 融点95℃ 穴埋め パテ盛
はんだごて
白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02
はんだ線
ENGINEER エンジニア スペリオットRMA/無洗浄ハンダ SWS-06 線径:0.6㎜
はんだ吸い取り線
goot(グット) はんだ吸取線 幅2.5mm 長1.5m CP-2515 日本製
修理手順
分解
裏面のソールを剥がし、+1ドライバーを使ってネジを外します。ソールはドライヤーで温めると剥がしやすいです。
横の隙間にオープナーを入れて、開腹します。
ジョイスティックの交換やスイッチの交換 (難易度★★☆☆☆)
赤丸のネジを外し、メイン基板と接続されているケーブルを抜き、ジョイスティック基板を取り出す。
これで、ジョイスティックやスイッチを交換することができます。
ジョイスティックの交換用として、LogicoolのF310rを使用します。
Logicool G ゲームパッド コントローラー F310r PC ゲーム 有線 usb FF14 Windows 版 国内正規品 【 ファイナルファンタジーXIV 推奨周辺機器 】
スイッチはKailh製のスイッチを使用します。オムロン製のスイッチでもOKです。
当方のメルカリショップで販売しています。
新品 2個セット kailh マイクロスイッチ 交換 補修 パーツ 修理 リペア G13 G13r
Type-C化 (難易度★★★☆☆)
続いてUSBケーブルを取り出して、Type-C接続できるようにします。
当方のメルカリショップでType-C化のキットを販売しています。
メイン基板やUSBケーブルを取り出します。USBケーブルやネジは後で使うので捨てないよう注意です。
USBケーブルを取り出したあとの穴からUSB-Cのソケットが出ることになりますが、このままでは穴が大きくて隙間ができるので、穴埋めパーツを取り付けます。今回はホットボンドを使っていますが、接着剤でもよいです。
続いて、メイン基板とType-C ピッチ変換基板を繋いでいきます。今回はG13に元から使われているケーブルを加工して使います。
写真のようにケーブルをカットします。
ケーブルの被覆を剥ぐと黒、白、赤、緑のリード線が出てきます。
リード線の中の導線に少しはんだを付けます。こうすることで後の作業がしやすくなります。
Type-C ピッチ変換基板に加工したケーブルをはんだ付けしていきます。
はんだ付けしたらショート防止のためにハンダ面に絶縁処理を施します。今回はホットボンドを使っています。
念のため、はんだがショートしていないかをテスターを使って確認します。
自作の基板固定パーツにType-C ピッチ変換基板を取り付けます。ここでG13本体からUSBケーブルを取り出す際に外した2本のネジを使います。
ショート防止のため、ケーブルの剥いだ部分に絶縁テープを貼ります。
基板をG13本体に組み込んでいきます。
赤丸のネジを+2ドライバーで外します。このネジは基板固定パーツを固定するために使用します。GNDケーブルも忘れずにネジ止めしましょう。
あとはメイン基板と各種ケーブルを接続し、組み立ててれば完成です。
今後の予定
機会があればMキーやGキーの修理方法も掲載しようと思います。
ココナラとヤフオクで修理サービスを出品中!
このような修理が面倒だと感じる方やうまくできるか不安な方は、当方の修理代行サービスを利用してみてください。
過去に約2000台のマウス修理と約400台の片手キーボード修理の経験があり、様々なマウスや片手キーボードのスイッチ交換や静音化、ホイールセンサー修理などを行っています。
修理後の動作保証も付いています。詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
ココナラ
TartarusやG13を修理します 修理実績400台の当方におまかせ下さい!ヤフオク
コメント