Ducky Feather Frozen Editionのロータリーエンコーダーを交換する

修理

今回はDucky Feather Frozen Editionのロータリーエンコーダーがチャタリングを起こしているので、新品に交換していきます。
これから分解修理をしようと思っている方の参考になれば幸いです。

+1ドライバー

+00ドライバー

マウス裏面手前の2箇所のソールを剥がして、下に隠れていたネジを+1ドライバーで外します。

爪は無いので2個のネジを外せば簡単に外装を分離することができます。

比較的シンプルな部品配置になっています。

謎のクリアパーツ。ケーブルが浮かないようにするためのものかな?

クリアパーツの上下にあるネジを+1ドライバーを使って外し、クリアパーツを取り出します。

クリアパーツを取り出したら、サイドボタンの基板をずらして下の2個のネジを+1ドライバーで外します。USBケーブルのコネクタも抜いておきます。

これで基板を取り出せる!と思いましたが、まだ外さなければならないネジがありました。
ホイールを光らせるためのLEDが載った基板のネジです。これは+00ドライバーで外しましょう。

やっとメイン基板を取り出すことができました。

見慣れないスイッチだったので調べてみるとTTC Gold 80Mという型番らしい。

今回はロータリーエンコーダーのみを交換しました。高さが9.0mmのものです。

交換後のロータリーエンコーダーです。

使用したはんだ用品

使用したクリーニング用品

スイッチを取り出した後の基板のランドやパッドの洗浄に使います。

綿棒は何でもよいです。無水エタノールを浸して使います。

私がこれらを愛用している理由は下記の記事で解説しています。

今回は不具合が発生している部品がロータリーエンコーダーのみということで、スイッチの交換はしませんでした。
しかし、搭載されているスイッチは7個全て一般的な高さ7.3mmのマイクロスイッチなので、オムロン製D2FC-F-K(50M)に交換したり、Kailh製静音スイッチに交換できたりします。

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