「DN-100」VS「ノーブランド」 デジタルノギスレビュー

製品レビュー

今回は新潟精機 SK デジタルノギス「DN-100」のレビューと、ノーブランドのデジタルノギスとの比較をしていきます。

DN-100は約5,000円、ノーブランド品は約1,500円で購入しました。

新潟精機 SK デジタルノギス 100mm DN-100 デプスバー有 クリアハードケース付

新潟精機 SK デジタルノギス 100mm DN-100 デプスバー有 クリアハードケース付

仕様

  • 原産国:中国
  • タイプ:アナログ
  • 最大測定長(mm):100
  • 最小読取値(mm):0.01
  • 器差(mm):±0.03
  • デプスバー:有
  • 電源:SR44x1(テスト用付属)

購入理由

今まで約4年ほどノーブランドのデジタルノギスを使っていましたが、電池が満タンの状態でも液晶の表示が薄くなったり、たまに電源が切れるといった症状が出るので買い替えることにしました。

より値段の高いデジタルノギスはどんなものなのか、を試したくてDN-100を選びました。

外観

ネジを締めることでノギスを固定できる。

重さ

本体(ボタン電池含む)の重さは約93g。

ケースも含めると約135g。

実測比較

1円玉

1円玉の直径(20mm)を測ってみます。

DN-100

ノーブランド品

ノーブランド品の方が0.01mm大きく測定されていますが、誤差の範囲でしょう。

ベンチマーク用キューブ

デジタルノギスのベンチマーク用として3Dプリンターで作成しました。

設計寸法
外径…20mm
内径…16mm
壁の厚さ…2mm

DN-100

ノーブランド品

どちらも内径の実測値が設計寸法とかなり差がありますが、おそらく3Dプリントの調整不足によるズレと思われます。

気になる点

ケースにしまうだけで電源が入ってしまう

ケースに収納してフタを閉じた時にノギスが動いてしまい、自動で電源が入ってしまう時がある。

電池カバーが固い

電池カバーを外す時に結構な力を入れる必要があります。

なので電池カバーの側面や2つくぼんでいる部分にシリコングリスを塗ったところ、多少は改善しました。

サムローラ(微動送り)が無い

これは私が買う前に確認しなかったせいですが、サムローラが無いので計測時に細かく動かすことができません。

総評

DN-100はノーブランド品と比べて価格が約3倍も高価なので、何かしら期待していたのですが測定精度に関してはどちらも大きな差はなく、使い勝手ではむしろノーブランド品の方が良いという結論になりました。

新潟精機 SK デジタルノギス 100mm DN-100 デプスバー有 クリアハードケース付

新潟精機 SK デジタルノギス 100mm DN-100 デプスバー有 クリアハードケース付

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