Microsoft Trackball Explorerの静音化&支持球の交換

修理

今回は20年ほど前に発売されたマイクロソフト製トラックボールエクスプローラーの静音化と支持球を交換していきます。

公式サイト(Web Archive)

Microsoft ハードウェア – マウス – Microsoft Trackball Explorer

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はんだごて

もう何年も愛用しているはんだごて。

はんだ線

はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。

無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。

無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。

はんだ吸い取り線

低融点はんだ

融点が100度前後の特殊なはんだ。はんだごてを離してもしばらくは固まらないので、はんだ付けされている部品を取り出す際に重宝します。

無水エタノール

綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。

これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。

裏面のソールを剥がして計5個のネジを+1ドライバーで外します。

分解すると2本のケーブルコネクタが見えるので抜きます。

下側の外装には戻る進むスイッチがあります。

上側の外装には他のスイッチやホイール、ボールセンサーなどが実装されています。

続いてボールカップとボールセンサー基板を取り出していきます。

緑丸のネジを+1ドライバーで外して基板を少しずらします。

そして、緑丸のネジを+1ドライバーで外すと、ボールカップも取り出すことができます。

無事に取り出すことができました。

続いてスイッチやホイールが搭載されたパーツを取り出していきます。
赤丸のネジを+1ドライバーで外します。

無事に取り出すことができました。バネを失くさないように注意しましょう。

次に基板を取り出します。ネジを+1ドライバーで外します。

驚くことに右クリックスイッチ基板はネジで固定されているでもなく、ツメで固定されているのでもなく、ホットボンドで固定されていました。今までに数十種類のマウスを見てきましたが、このような固定方法は初めてでした。

これで左右クリックスイッチとホイールクリックスイッチを交換する準備ができました。戻る進むスイッチの基板はネジ1本を外すだけで取り出せるので写真を割愛します。

今回は左右クリックスイッチと、戻る進むスイッチを静音スイッチへ交換しました。
ですが、ホイールクリックスイッチも同じ静音スイッチへ交換可能です。

もともと使われていた金属製の支持球が摩耗して滑りが悪くなっていたので、セラミック製の支持球に交換しました。

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このような修理や静音化がうまくできるか不安な方は、当方の代行サービスを利用してみてください。

ブログで紹介したマウスやキーボード以外でも受け付けております。

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