Logicool MX Master2sのスイッチ交換修理

修理

今回はLogicool MX Master2sを分解して左右クリックスイッチを交換する手順を紹介します。
MX Master2でも同様の手順でスイッチを交換することができます。

ドライバー

T5ドライバー

+1ドライバー

+00ドライバー

はんだ用品・クリーニング用品

下記の記事で実際に使用しているはんだ用品やクリーニング用品を紹介しています。

分解

マウス裏面のソールを剥がすと隠れていたネジがあるので、上2個のネジはT5ドライバーで外し、他の4個のネジは+1ドライバーで外します。

上部分と下部分でフラットケーブルで繋がっているので、コネクタの爪を持ち上げてフラットケーブルを外します。

搭載されているリチウムイオン電池の型番は「572535」で、スペックは500mAh 3.7V 2.0Wh。

続いてバッテリーを固定しているネジを+1ドライバーで外します。

続いて左右クリックスイッチがはんだ付けされている基板を固定しているネジを、+00ドライバーを使って外します。

左右クリックスイッチ基板とメイン基板を接続しているフラットケーブルを外します。

これで左右クリックスイッチを交換する準備ができました。

修理

左右クリックスイッチを交換していきます。今回はオムロン製のD2FC-F-K(50M)スイッチを使用します。Kailh製の静音スイッチを使うこともできます。


低融点はんだを使って元のスイッチを取り出して、新たなスイッチをはんだ付けします。

まとめ

MX Master2/2sは左右クリックスイッチ交換するのに外さなければならないネジも少なく、マウスホイールを取り出さなくても良いので、比較的簡単にスイッチを交換することができました。

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