今回はLogicool G703(G703h)のスイッチを静音スイッチへ交換します。外さなければならないネジが多いので、どこにどのネジを締めるのかが分からなくならないようにしましょう。
スクロールホイール不具合の修理は以下の記事で紹介しています。
使用したはんだグッズと洗浄グッズ
はんだごて
はんだ線
はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。
無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。
無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。
はんだ吸い取り線
無水エタノール
綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。
これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。
分解
マウス裏面のソールを剥がして、隠れていた4個のネジを+00ドライバーで外します。

マウスの上部はツメで固定されているので軽くよじって外します。フラットケーブルで繋がっているので過度な負荷をかけないよう注意します。事前に抜いておいてもよいです。


無事に分離できました。

次にスイッチ基板を取り出していきます。
写真の赤丸の7個のネジを+00ドライバーで外します。

するとGロゴが描かれた外装パーツを外すことができます。

次に左右クリックの外装パーツを外していきます。
写真の赤丸の4個のネジを+00ドライバーで外します。

外したら左クリックの近くにあるパーツを外します。このネジも+00ドライバーで外します。

続いて中央の外装パーツを外します。
写真赤丸のツメを解除してスライドさせると外すことができます。


次にスイッチ基板を固定しているネジを+00ドライバーで外します。
この時にフラットケーブルとGシフトスイッチを押す外装パーツも外しておきます。




無事にスイッチ基板を取り出すことができました。1枚の基板ではなく複数の小さな基板がフレキシブルケーブルで繋がっているのは珍しいです。


静音化
今回は左右クリックスイッチと2個のサイドボタンをKailh製静音スイッチへ交換しました。
スイッチの購入リンクはすべて当方で販売しているものです。
Gシフトスイッチとホイールクリックスイッチも同じ静音スイッチへ交換することができます。


組み立て時の注意点
左右クリックスイッチを押す外装パーツをもとに戻す際は跳ね返り防止のバネを変形させないよう注意しましょう。


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