今回はロジクール G304の左右クリックスイッチを分解して、左右クリックスイッチの不具合を修理していきます。
使用したはんだグッズと洗浄グッズ
はんだごて
はんだ線
はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。
無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。
無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。
はんだ吸い取り線
無水エタノール
綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。
これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。
分解
マウス裏面のソールを剥がして、下に隠れているネジを+00ドライバーで外します。

外装はネジだけでなく、小さな爪でも固定されています。
こんなときはクレジットカードほどの厚さと硬さのプラスチックカードを隙間から差し込んで、少しずつ動かすと爪を外しやすいです。

開けたらケーブルが繋がっているので抜いておきます。

再び分解することを考えて、爪はニッパーでカットしてもよいでしょう。ネジ止めされるので爪が無くても隙間が開くことはありません。

続いてスイッチ基板を取り出していきます。
赤丸のネジを+00ドライバーで外します。


左右クリックスイッチを押す外装パーツを取り出します。

ネジを外して跳ね返り防止パーツを取り出します。


スイッチ基板を固定しているネジを外して基板を取り出します。
右クリックスイッチ基板のケーブルは接着剤で固定されているので、ケーブルが断線しないように注意します。

無事にスイッチ基板を取り出すことができました。

修理
今回は左右クリックスイッチをD2FC-F-K(50M)スイッチへ交換しました。
静音スイッチに交換することもできます。

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