今回はエレコム トラックボール EX-G PROのスイッチを静音スイッチへ交換していきます。
使った静音スイッチ
スイッチは全て当方のネットショップで販売しています。
使用したはんだグッズと洗浄グッズ
はんだごて
はんだ線
はんだ線は無洗浄タイプのものを使っています。
無洗浄はんだのメリット
・はんだ付け後のフラックス洗浄作業が不要になる。
・フラックス残渣による基板への悪影響が無い。
無洗浄はんだのデメリット
・他のはんだと比べるとやや高価。
はんだ吸い取り線
無水エタノール
綿棒に染み込ませて基板のクリーニングに使います。はんだ付けする前に必ず基板をクリーニングしておきます。汚れが付着したままだとうまくはんだ付けができません。
これらのグッズは下記の記事で詳しく紹介しています。
分解・静音化
マウス裏面の4箇所のソールとステッカーの右上を剥がして、下に隠れている計7本のネジをT6ドライバーで外します。
マウスを開封したら太い方のフラットケーブルを抜きます。フラップを持ち上げて固定するタイプです。
左右クリックスイッチ以外は見慣れないスイッチが使われています。
まずはホール近くの基板を取り出します。5本の銀色のネジを+00ドライバーで外します。
ホイールクリックスイッチ、左右チルトスイッチ、ファンクションボタン2のスイッチは全て高さ3.5mmのスイッチが使われていました。
なので静音スイッチも高さ3.5mmタイプのものを使用しました。
同様にメイン基板のスイッチも交換していきます。2本の銀色のネジを+00ドライバーで外します。
基板はネジだけでなく、左側に2箇所、右側に1箇所のツメでも固定されています。
戻る進むスイッチは高さ3.5mm、左右クリックスイッチは高さ7.3mm、ファンクションボタン1は6.0mmのスイッチが使われていました。
静音スイッチも同じサイズのものを使用しますが、高さ6.0mmの静音スイッチは見つからなかったため高さ4.3mmの静音スイッチにプラバンを貼り付けて高さを調節しています。
これで全てのスイッチを静音スイッチへ交換することができました。
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